お薬選びは慎重に【2016.06.23】
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夜中に睡眠が取れないことや自傷行為の軽減のために、子供に「リスパダール2mg」という内服液を飲ませています。
リスパダール(リスペリドン)は、ドーパミン(ドパミン)を抑える薬です。
一時期、突然はじめる自傷行為がひどくなったため、もしかしてこれはてんかんの症状かと思い「デパケン(バルプロ酸ナトリウム)」というお薬に変更したことがあるのですが、子供に良かれと思ってしたことが逆になった経験があります。
かえって自傷行為がひどくなってしまったのです。
家庭訪問で担任の先生とお話しさせていただいたり、病院の先生と相談した結果、また「リスパダール2mg」に戻してもらい、自傷行為は軽減しましたが、「デパケン」を飲ませていた期間は子供に相当苦しい思いをさせてしまったと思います。
子供は言葉が話せないので、いつも表情や様子などで気持ちを察してあげているのですが、お薬を変更するときやお薬の量を変えたときには、
いつの以上にもっとシビアになって飲ませた時間など記録して効果や副作用がないかなどのチェックを十分にしないといけないと反省しました。
今は、笑顔やリラックスできている時間も増えたので本当に良かったと思います^^
自傷行為が多い時は、子供自身も苦しんで毎日大変で思うように過ごせませんし、いつもできていることもできなくなってしまいます。
親や周りの先生たちも子供の体を守ることで必死になってしまいます。
できれば、本当は薬などは与えずに過ごさせたいのですが、子供の苦しみを軽減するためにはお薬を利用することも大切かもしれません。
子供もそのおかげでリラックスできている時間が増えますので、その時間に将来に向けて自立できる勉強や生活で楽しめる時間を増やしてあげたいなと思います。