山の、上で -ある重度知的障害者施設の日々-【2017.08.22】
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2017年08月17日にテレビで放送されていたハートネットの「山の、上で -ある重度知的障害者施設の日々-」という番組を見ました。
国内唯一の国立重度知的障害者総合施設「のぞみの園」に何かしらの理由で預けられた子供たちが親元を離れて過ごす姿を撮影。
もう年齢も重ねており、平均年齢65才、最高齢92才と高齢化が進み最後の時を過ごしています。
世間では障害のある小さなお子さんは街でよく見かけるのですが、大人の方を見ることはあまりありません。
親の高齢化や病気など他にも様々な理由から、このような障害者施設に預けることになり、世間ではあまり見ることのできない「重度知的障害者の老後」を見ることができました。
子供たちも来たくて来たわけじゃない、親だって入れたくていれたわけじゃないと思うのですが、その中で少しでも幸せに暮らせることを願い預け入れたと思います。
私自身も2人の最重度知的障がいの子供がいるだけに他人事では見れませんでした。
なんだか見ていると涙がこぼれてしまいました。
出来ることなら死ぬまで子供のそばで見守ってあげたいけれど、いつかは、このような日がくるかも知れないと理解しました。
今は一緒に過ごせて幸せなので、色々な思い出づくりや体験、自立に向けた支援、あと子供が長期にわたって利用できる通所施設や短期入所、入所施設など
障害をもって生まれた子供には何の罪もありませんので、出来る限り温かみのあるスタッフさんが多いところを探してあげたいと思います。
私にとってはとても為になる番組でした。